こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、作り手の思いを届ける翻訳家、KEIKOです。
年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンです。
プレスリリースに限らず、いろいろな原稿を書いているのですが、
「どうにもこうにも書けない、、、」という時があります。
締め切りはどんどん迫り、気持ちばかりは焦るものの、筆は進まず、、、といったことが時々あります。
そんな時の、「書けない!」からの、私なりの脱出方法がいくつかあるのですが、今回は、書くことに向き合うためのメンタルについてご紹介させていただきます。
目次
書けない時は、思い切って、書かない。
書かなくてはいけないのだけど、まったくもって筆が進まない。
という、気持ばかりが急いて、いっこうに原稿が書きあがらないという時があります。
プレッシャーはどんどん大きくなるばかり。。。
そんな時は、思い切って、「書かない!」という選択肢を取ります。
とはいえ、期限という締め切りはやってきてしまうので、それまでに書かなくてはいけないので、
「〇〇までは書かない。」と、時間的期限で区切ったり、「〇〇を終わらせるまで、一旦この件を忘れる」というように、一旦離れる、というスタンスを取ります。
これは、瞑想をする感覚と似ています。
思考がそれにばかり囚われて、ずっと同じ思考を繰り返している状態になっているので、その思考を一旦手放す、ということを意識的にやってみます。
書けない、締め切り迫る、でも書けない。
という時は、私の場合、書いても良いものにならないですし、書くのにとても時間を要します。
なので、一旦そこから遠のいて、頭の中をリラックスさせるのです。
瞑想は、目を閉じて目から入る情報を遮断し、さらに、耳から聞こえる音や、香りなど、自分を取り巻くたくさんの情報から、一旦意識を遠のけて、自分の呼吸へと意識を向けていくことで、意識を自身の内側へと向けていきます。
そうすることで、1日に約4万回思考するといわれる脳を休める方向へと誘導するのです。
これにより、瞑想後は脳のパフォーマンスが上がると言われています。
それと同様に、書くことに囚われていた思考と肉体の両方を、書くことから一旦遠ざける。
そうすることにより、もう一度書き出す時のパフォーマンスがあがり、思考が整理されて、スムーズに書き進めることが出来るような気がしています。
書けない時は、思いっきり文字のシャワーを浴びる。
書けない時は、一旦書く手と思考を止めて、文字のシャワーを浴びます。
どういうことかというと、簡単に言うと、好きな作家さんや、書き手の文字に触れることです。
シャワーを浴びるように、自分の好きな世界観の作品を読んだり、素敵だなと思う表現に、意識的に触れに行きます。
これについては、音楽に例えると伝わりやすいかもしれません。
例えば気持ちがふさぎこんだり、イライラしたりした時、好きなアーティストの音楽を爆音で聴くのと似ています。
その世界に没入するイメージです。
音楽になぶられるように、自分の好きな文字や言葉の表現に自分自身を晒して、シャワーを浴びるごとく文字の世界に没入していくのです。
少し時間を取られますが、そうすることで、文字を扱うウォーミングアップのように準備が整うのです。
好きな作家の作品を読んだり、twitterなどのSNSなどで言葉に触れることにより、ガチガチに固まってしまっていた身体がほぐされていくように、書く準備が自然と整っていきます。
ひとしきり文字のシャワーを浴びると、あれほど書きたくなった、向き合いたくなかった書くことに、すんなりと向き合い、書き始めることが出来ます。
書けない時は、存分に表現のシャワーを浴びる。
文字のシャワーを浴びても、それでも書けないことがあります。
そんな時は、文字以外の表現に触れに行きます。
それは、歌や音楽、アートや絵画など、自分の好きな表現に触れるようにしています。
そうすることで、それらは何を表現しているのか、あるいは、表現しようとしているのか、そういったものが、面で入ってくるような感覚がしてきます。
好きなものでなくても、その時になんとなく興味を惹かれたものの場合もあります。
そんな時は、必ず新たな刺激があります。
そうすることで凝り固まってしまった筋肉をほぐすように、心の硬直を解いていきます。
いろいろな方の表現に触れると、自分がいま取り扱っているものは、何を表現したいのか、文章を通じて、何を第三者に届けたいのか、そういったヒントがうっすら見えてきたりするのです。
うっすらと見えたら、それを、解像度をあげながら書いていく。
まとめ
いやいや作ったものは、魂のこもった良い作品にはならないのと一緒で、原稿を書くことにおても、同じことです。
どんな種類の原稿であっても、それは、どこかの誰かに、何かを伝えるための文章です。
その文章を待っている人が必ずいて、その文章の先には、誰かのハッピーがあるのだと思います。
なんとか書かなくては、、、という思いで書くこともありましたが、成果物の質が落ちるので、それはやめることにしました。
とはいえ、日々、締め切りにおわれております。
でも、この今書いている文章の先に、誰かがいると思うと、書き進めることができます。
書けない!からの脱出法<メンタル編>お役に立ちましたら嬉しいです。
その原稿を待っている人がいます。
がんばってください!
■プレスリリース制作のノウハウをご紹介しています↓↓↓
<プレスリリース制作のヒント>