土井善晴さんのコメントは学びが多すぎる!

こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンKEIKOです。 ラジオ出演された時の土井善晴さんのコメントがなんとも魅力的で、学びにあふれていたので、皆さんにご紹介したいと思います。

こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンKEIKOです。
プレスリリースはメディアにニュースを伝えるものですが、そのニュースには、開発者や関わるたくさんの人たちの思いがぎゅっと詰まっています。
プレスリリースはその思いを伝えるひとつのツールでもあります。

日頃から、思いを伝えるために、どんな言葉でどんな風に伝えればいいのかと、本を読んだり、エンターテインメントなどの表現にふれてみたり、意識的に様々なジャンルのインプットを心がけています。

ラジオを聞くのもインプットの習慣なのですが、つい先日、J-waveのクリス智子さんの番組のゲストで、料理研究家の土井善晴さんが出演されていました。
以前にも、クリスさんの番組に土井先生が出演されていたことがあって、その時にも土井先生のコメントにすごく惹きつけられたのですが、今回もやはり、がっちりと心をつかまれてしまいました。

原稿を書いたり、誰かの思いを伝えることを仕事とする者として、土井善晴さんのような言葉の使い手になれたらと思います。
今回はそんな土井先生の言葉の魅力をみなさんにご紹介したいと思います。

 

誰も傷つけない、誰もけなさない

番組には、リスナーから土井善晴さんへのたくさんの質問が届きます。
ひとつずつ土井先生が答えていくのですが、どんな質問であっても、

誰も傷つけないし、誰のこともバカにしたり、けなしたりしないのです。

質問の内容は、主に料理にまつわるものですが、その料理のレベルは様々です。
専門的な調理方法もあれば、「どうしても料理が好きになれないのですが、どうしたらいいですか?」といった、料理以前のものまで。
あるいは、そんなこと、ネットにも本にも載っているような、ちょっと調べればわかるような質問もありました。

料理研究家として、家庭料理のイメージが強い土井先生ですが、高級日本料理店やフランス本場でフランス料理を学ばれていて、超スペシャルな料理人であるにもかかわらず、技術や勉強不足の一般の方を見下すことは決してなく、少しうつむいたリスナーの心を、するすると結び目をほどくように、やわらかなコメントで笑顔いに導いてしまうのです。

毎日の食事の準備が大変で、、、という質問にも、

「美味しいお味噌だけ買っておいたらえぇんです。あるもん入れて、お味噌汁にしたらえぇんです。それだけで充分ごちそうなんです。」

と答えます。
その答えを聞くと、「あぁ、そうか。それでいいんだ。」と思わせてくれる。
ほっとするのです。

もっと聞きたい。ずっと聞いていたい。
そんな気持ちになるのです。

 

寄り添いがさりげなくて温かい

土井善晴さんの言葉は、基本的にとても丁寧で美しいのですが、時々、関西らしいラフな受け答えをされます。

ご自身のtwittwerの「教えて土井善晴先生!!」というコーナー(?)では、そんな軽快な回答もたくさん登場します。

Q.「苦手な椎茸の攻略法教えてください。」
A.「べつににがてでもいいやん」

一見、ぞんざいに見える受け答えであっても、どの回答も温かみがあって、ほっこりと気がゆるむのです。

不安だったり、出来ない自分が情けなく思っていたり、眉間にしわがよってしまったり、眉毛がハの字になってしまっていても、土井先生のコメントをきくと、その微妙な緊張が解かれて、ニッコリしてしまうと思います。

それは、質問者だけでなく、リスナーも同様に、緊張が解かれていくのです。
なんだか、魔法みたいです。

野菜などのゆで加減がわからないという質問には、

「食材の声を聞いたらえぇんです。今が美味しい時よ、って教えてくれはります。」

と答えます。

それって、何分なのよ!とツッコミを入れたくなるものの、その言葉の調子で、「あぁそぉなのか。」と思わせてしまう。

土井先生には、本当に食材の声が聞こえているのだな、と思います。
私自身も、そのコメントを聞いて以来、食材の声に耳を傾けるようにしています。
なんとなく、土井先生が言っていたことが、ちょっとだけわかるようになった気がします。

そんな風に、自分の身体を作る食事に向き合うことは、自分を慈しむことにもつながっていくのだと思います。

 

美しい日本語と、空間の余白を感じさせる語り

土井善晴先生の柔らかな関西弁は、聞いていてとても心地がいいのですが、その心地よさには、空間の余白が感じられるからなのではと思います。

小説や詩を読むと、文字間や行間に、物語の世界が感じられるようなことがあります。
土井先生のコメントには、それと似ていて、短い言葉やシンプルなコメントの中に、空間の余白のようなものが感じられます。
その余白が、言葉をふんわりと包んで、なんともいえないやわらかさが伝わってくるのです。
関西のイントネーション、土井先生の絶妙なコメント、あたたかさ、やわらかさ、これらが合わさって、聞く人を優しく包んでいく。

美しい言葉の使い手はたくさんいますが、こんな風に優しく包み込む方はなかなかいないのではと思います。

 

まとめ

いつでも明るく陽気で、その雰囲気から元気を与えてくれる土井善晴先生。
優しい語り口の中に、絶対に揺るがない核のようなものがあり、それは、誰もが大切にしていくべき指針のように思います。

土井先生の著書に『一汁一菜でよいという提案』があります。
2016年に刊行された本ですが、レシピ本ではありません。
心のありようについて、「一汁一菜」という料理を通じて示してくれます。

「食事はすべてのはじまり。大切なことは、一日一日、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。」(著書より)

2020年に新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、私たちの生活は大きく変わりました。
「新しい生活様式」の中で、自分にとって大切なことは何かを考える機会が増えました。
少し前に刊行された本ではありますが、今、この本を読むタイミングなのではと思います。

 

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