山本太郎さんの街頭演説は、すこぶる学びが多い!

こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンKEIKOです。 2020年の夏に出会った東京都知事選候補、山本太郎さんの街頭演説が、わかりやすさ、伝わりやすさ、見せ方など、あまりにも見事で、「伝える」という点においてプレスリリース制作にも共通する多くの学びがあったので、みなさんにご紹介したいと思います。

こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンKEIKOです。

2020年の夏。東京都知事選の際、れいわ新選組の山本太郎候補の街頭演説に出会いました。
恥ずかしながら、私自身は政治に強い関心があるわけではないので、すぐに立ち去るつもりだったのですが、暑さも厳しいなか、思いがけず結局最後まで聞いてしまいました。

いったい何にそんなに惹きつけられたかというと、「伝える」ということがあまりにも見事だったからなのです。
わかりやすさ、伝わりやすさ、見せ方などがとても工夫されていて、それが総合的に共感を醸すという現象がそこには起こっていました。

職種も業種も違いますが、プレスリリース制作にも共通する、とても多くの学びがあったので、みなさんにご紹介したいと思います。

 

老若男女、誰にでも伝わりやすい平易な表現

先入観や、イメージもありますが、政治家が語る言葉は、なんとなく上から目線で、内容は難しくてわかりずらい。
そんな印象を抱く方も多いのではと思います。

山本太郎さんの演説でとても特徴的だったのは、
お年寄りから若者まで、誰が聞いても、話している内容がわかりやすく、伝わりやすい、という点です。

私が出会ったものとは異なりますが、Youtubeに、山本太郎さんの街頭演説の動画があります。
お時間がございましたら覗いてみてください。↓↓↓

【東京都知事選に出馬した本当の理由 山本太郎 4分Ver 】
■東京都知事候補 山本太郎 街頭演説 2020.6.24

 

■れいわ新選組の公式Youtube

選挙演説なので、法律や制度、社会問題などについて言及される内容にもかかわらず、
そこには一切、難解な表現や専門用語がないのです。
出てきたとしても、「この法律は、簡単に言うと、〇〇〇〇〇〇ということです。」と、必ず平易な言葉で解説を加えます。

ふと見回せば、聴衆はどんどん増えていき、しかも、足を止めている人たちの年齢も風貌も幅広く、多様な方々が演説に耳を傾けていました。

 

誰もがイメージしやすい数値の提示

山本太郎さんの街頭演説には、たくさんの数値が出てきます。
演説の中で数値を示す時、単に数字を示すだけではなく、その数値がどこから出てきたのか、なぜその数値なるのか、という点をきちんとセットで示すため、示された数値をきちんとイメージすることができます。
聞き手には、示された数値は単なる数字の羅列ではなく、意味を持って届くのです。

市民の数、お金の額、行政の予算、得票数、たくさんの数字が出てくるにも関わらず、数字があまり得意でなくても、きちんとイメージとセットで届くので、理解が付いていけなくて思考が離れていく、ということが起こりにくいのです。
これ、スゴイことだと思いませんか?

数値が、意味を持って、聴衆の心に届くということです。
聴衆は、これによって、演説の理解が深まります。

しかも、示される数値が、自分の生活に密着した内容に関することであれば、なおさら、興味や関心が喚起されます。

山本太郎さんの数値の提示の仕方は、本当に見事です。

 

誰でもイメージをしやすい具体的例の提示

選挙演説なので、公約について独自の見解や施策をお話されるのですが、その公約の内容をただ話すのではなく、
聞いている人それぞれが自分事として捉えられるように具体的に例を提示します。

例えば、施策のひとつ「都民一律10万円支給」については、その使い方を具体的に提案していました。

「この10万円を、あなたの地元で全額使い切ってください。そして、あなたの近くの方々の経済を回してください。そうして、助けてあげてください。」

小さな数字も、大きな数字も、誰もがイメージしやすい具体例をあげて示し、そしてそのあとに「やらせてくれませんか?」「受け取ってもらえませんか?」と問いかけ、「できないんじゃなくてやるんです。私にやらせてください。」と結ぶ。

見事です!

 

まとめ

山本太郎さんの演説は、大衆に向けて行われているのですが、聴衆は、自分に語りかけられているような気持になってくるのです。
巧みな演説は、多くの聴衆に「共感」を抱かせます

「空気を読まない。空気をつくっていくんです。」そう言って締めくくる。
支持者でなくても、心が動いてしまう。

さらに、演説の舞台の構成も見事です。
どの角度から撮影しても、名前の“のぼり”とともにご本人がちょうど良い画角で入るようセッティングされている。
ステージの高さ、スピーカーの位置、そういったあたりもおそらくすべて計算しつくされた設えになっているように思う。

演説の内容、語り口、目線、パフォーマンス、それらすべてが総合的に作用してひとつのエンターテインメントのようにさえ映る。

プレスリリースは、メディアにニュースを届けるものです。
ニュースをどう見せるのか、どう届けるのか、どう演出するのか。
山本太郎さんの街頭演説は、実に学ぶところが多いと思います。

 

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