こんにちは
セラピストの亀井美香です。
皆さんはなかなか眠れない夜は
どのようにしていますか?
眠りやすい身体になるためには心身をリラックスさせることが必要です。
簡単にできるリラックス方法のひとつに
筋弛緩法(きんしかんほう)というものがあります。
「弛緩」とは”ゆるめる”という意味。
筋肉をゆるめる(弛緩)全身を楽にする筋弛緩法をご紹介します。
目次
筋弛緩法とは
筋弛緩法は、約100年前にアメリカの精神科医が開発した方法です。
意図的に筋肉に力を入れて身体を緊張させ、その直後に脱力させることで、その部位の力が抜けリラックスを感じさせるものです。
身体の各部位の緊張と弛緩を繰り返しながら、身体全体をリラックスしていきます。
体の各部位の筋肉を10秒間緊張させた後、ストンと一気にゆるめることを繰り返して、体の緊張をほぐします。
オススメの方とメリット
オススメな方
・眠るまでに時間がかかる
・ストレスが多い
・緊張することが多い
・デスクワークの時間が長い
筋弛緩法のメリット
・眠りやすくなる
筋肉を意図的に緊張→脱力しリラックスすることで自律神経の副交感神経が優位になり、スムーズに眠りやすくなります。
・イライラや不安感の解消
ひとはストレスを感じると身体に力が入り、筋肉が緊張状態になります。
そこにイライラや不安感が重なるとますます筋肉が緊張して固まります。
意図的に筋肉を緊張させて一気に脱力させることで緊張がほぐれ、自然と心もリラックスします。
やってみた
やり方
身体をパーツごとに行います。
①身体に一気に力を入れて10秒キープする
②一気に力を抜いて20秒脱力する
これを繰り返します。
手→腕→背中→お腹→お尻→足→顔→全身の順にパーツごとひとつずつ筋肉の緊張と弛緩を繰り返していきます。(順番は厳密でなくても大丈夫です)
ポイントが力をいれるときに80%~100%の力をこめ、脱力するときは完全に力を抜くことです。
私は寝る前にお布団の中でやってみました。
身体の力が抜けることが体感できるのでリラックスすることができました。
はじめは力の入れ方がわからず苦戦しましたが、慣れてくると自然に力も入り、脱力を感じることができました。頭から考え事も抜けていくので眠りやすいように感じました。
まとめ
どこでも簡単にできるのリラックス方法である筋弛緩法。
自律神経の副交感神経を優位にすることで眠りやすさだけでなく、心の安定にもつながり身体も楽になります。
座った状態でも寝た状態でできるので、ぜひ試してみてください♪
筋肉から身体を楽にさせて過ごしやすい毎日にしていきましょう!