こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、作り手の思いを届ける翻訳家、KEIKOです。
年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンです。
新しいサービスや製品を、たくさんの方に知っていただくために、プレスリリースを配信することはとても有効です。
でも、せっかく配信したプレスリリースが、読んでもらえない原因のひとつに、配信時間があります。
仮に同じ内容のプレスリリースであっても、配信時間によって、読んでもらえたり、読んでもらえなかったりするのです。
下記の記事で、プレスリリース最適な配信日時についてご紹介させていただきましたが、今回は、この配信時間について、もう少し深堀りしてご紹介したいと思います。
小腹がすいた時にやってくる焼き芋屋さんのように、メディアが情報を探す時に、タイミングよくプレスリリースをお届けできると良いですよね。
目次
配信時間の基本を押さえよ!
プレスリリースの配信に最適な時間は、前述の記事「プレスリリースの配信日時って決まりがあるの?」でもご紹介をさせていただいたとおり、下記が基本です。
● 午前中なら、
10:00、11:00。
● 午後なら、
13:00~15:00。
メールとタスクをまずチェックするため、始業まもない時間帯は、プレスリリース配信には適しません。
その作業がひと段落する10時、11時頃がメディアの目に止まりやすい時間帯です。
これは、プレスリリース配信サービス各社が紹介しているデータとも合致します。
例えば、「Dream News」さんの調べでは、自社の配信サービス利用の企業では、全体の60%が午前中に配信されているとのことです。
9:00・・・13.6%
10:00・・・22.7%
11:00・・・22.7%
この「Dream News」さんのサービスを通じて配信されたプレスリリースでは、メディアの閲覧率が1番高かった時間帯は10:30とのことでした。
同様に、プレスリリース配信サービスの「value press」さんの調べでも、TV、新聞、雑誌、web、その他、どのメディアにおいても、やはり10:00の閲覧率が最も高いと示されていました。
では、午後はどうぉでしょうか。
せっかく作成したプレスリリース、できるだけ多くのメディアの方に読んでいただけるよう、配信時間の基本をしっかりと押さえて、配信時間を検討するのが良いと思います。
ちなみに、私は、午後の場合は、14:00に配信することが多いです。
13:00だと、ランチタイム明けで、メールが混みあっている可能性があるのと、午後イチに対応したいタスクを優先にしたいという状況を鑑みての14:00です。
15:00でも良いですが、その日中に、メディアの方にアクションを取ってもらいたいので、その余力、時間の残っている14:00が、午後では効果を最大化できるのではという意図です。
配信NG時間を知れ!
月曜日と金曜日は配信に適さないので、火曜、水曜、木曜日に配信が望ましい。というお話を「プレスリリースの配信日時って決まりがあるの?」でご紹介させていただきました。
配信がNGとされる時間帯についても、これと同様に考えるとわかりやすいです。
前述の
同じく「value press」さんの調べによると、17時を過ぎると、閲覧率は急降下します。
これは、メディアの仕事の状況が大きな要因です。
メディアには、日々それぞれ、締め切りがあります。
その締め切りに向けて、記事を書いたり、校正したり、承認を得たり、夕方は多くのメディアがその作業に追われています。
そのため、夕方以降に送られてきたプレスリリースには目を通す時間が取りにくい状況があるのです。
夕方に届けられたプレスリリースは、読まれないまま、その上には次々と新たなプレスリリースが届けられ、どんどん下へ下へと押しやられ、閲覧の機会が減っていってしまうのです。
勝負は午前中!
前述の通り、約60%のプレスリリースが午前中に配信されています。
勝負は午前中です!
各社と同時刻に配信するとなると、ライバルが多い!という懸念事項もある一方で、
メディアはその時間に情報収集をする、という習慣が根付いている、という事実があります。
競合は多くとも、その時間に打ち込んでいくのが「吉」です。
メディアは情報を拾う気満々で見てくれるからです。
午前中に、メディアの目に止まれば、そのあと、メディアもアクションを取る時間的余裕があります。
ステキな情報を入手しても、そのあとのアクションを起こす時間がない、思考の余力がない、疲れてしまった、というタイミングでは、露出獲得の確率が下がってしまいます。
多くのライバルの中で、メディアに自身の配信したプレスリリースに目を通してもらうために、午前10:00、あるいは11:00に配信をオススメします。
そして、
「メディアはとっても忙しい」ということを、常に頭の片隅に置いておいてください。
メディアはいつも情報を探しています。
メディアの気持ちについてはコチラでご紹介しています↓↓↓
「広報初心者に知ってほしいメディアのマインド」
忙しいメディアに、どこから来たプレスリリースで、何がニュースなのか、それは読者や視聴者に有益化か、といったことが簡潔に伝わるプレスリリースを作成して、届けましょう。
届ける時には、いったい何の情報が届けられたのか瞬時にわかる、かつ、興味喚起するタイトルで届けましょう。
タイトルは3秒で届けられたプレスリリースの内容がわかるように作りましょう。
詳しくはコチラでご紹介しています↓↓↓
まとめ
本文のおさらいポイントや、ノウハウや知識を得た読者にどのような行動を取ってほしいか。で締める。
せっかく作った大切なプレスリリースですから、配信時間を見誤って、みすみす閲覧率が下がってしまうのはもったいないです。
新サービスや、新製品は、たくさんの方々の努力から生まれてくるものです。
ひとつでも多くのメディアでご紹介いただき、1人でも多くの方の目にふれ、体験していただけるといいですよね。
配信時間、配信日、全体構成などを工夫して、メディアの閲覧率を上げていきましょう!
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