こんにちは、業務整理コンサルの里山祐一郎です。
1対1で会話をする中で”間”があると、少し不安になったり気まずくなったりしませんか?
ちょっとした”間”があると会話がうまくいってないんじゃないかと思ったり、”間”を埋めて盛り上げないといけないんじゃないかと、僕自身も以前は思っていました。
“間”があることは決してダメなことではありません。
コミュニケーションにおいて”間”の取り方だったり捉え方についてここでは述べようと思います。
“間”もうまく活用しながらコミュニケーションが円滑になることで、仕事に関してもプライベートに関してもよりうまく人間関係の構築につながっていきます。
目次
そもそも”間”は埋めないといけないものなのか?
結論は、埋めなくても構いません。
“間”があることで、どうしても気まずい雰囲気を感じてしまうというのが多い印象です。
実際、僕自身もそう感じていました。”間”があると、なんとか埋めないとと焦っていました。
しかし、会話は音楽と同じようなものだという捉え方をするようになってから”間”も大事な要素だと思うようになりました。
どういうことかと言うと、音楽には間奏だったりブレスだったりいわば”間”があります。”間”があることで一つの音楽になっています。会話も似たようなもので、お互いが喋ったり、”間”があったりすることで音楽のように会話を奏でるイメージです。
つまり、”間”を埋めなければならないのではなく、ある程度”間”も必要ということですね。
とは言え、気まずいその感覚を無くせれば最高ですよね。
“間”をあけても気まずくならない方法
“間”があると、どうしても気まずく感じてしまうもの。
そう感じてしまう原因は、会話をする相手との親密度合いによると思います。
家族と会話する時に”間”があっても気まずくは感じませんよね。気まずく感じる相手は親密度合いがもう少し必要という感じでしょう。つまり、まずは 仲良くなっていきましょう。
その過程で気まずいんじゃないかということですが、仲良くなる過程でちょっとした工夫で”間”が気まずくならない手段があります。
それは、対面で向かい合って喋るのではなく、カウンター席のように同じ方向を向いて喋ることです。
向かい合って喋っていて”間”ができてしまうとただ見つめ合うだけになってしまい気まずくなるけど、 カウンター席のように同じ方向を向いていると見つめ合うことがないので気まずさが紛らわせます。
座る席ひとつで感じ方が大分変わってくるので、騙されたと思って一度試してみてください。
そして、”間”が できたとしても楽しむ感覚も大事です。
“間”すら楽しめ
ここまで来ると上級者レベルかもしれません。”間”を楽しんでいきましょう。
会話というよりも、同じ空間にいるということを楽しむ感覚に近いと思います。
空間を楽しむという観点で例えば、夜景を見に行っているときや海を眺めているような時、 山道を散歩しているような時は、たくさん話すというよりも景色を楽しんだりその空間を楽しんだりというイメージが強いと思います。
同じ空間を楽しんで共感を得る。
これが普段の場所、 例えばカフェでお茶しているときやレストランで食事をしている時に、会話ももちろん大事ですが同じ空間で感じていることを共感することを楽しめるようになると最高です。
言葉だけではなくて表情だったり雰囲気で対話していくような感覚も研ぎ澄まされていくと思います。
まとめ
“間”を楽しめるようになるまでには僕自身も結構時間がかかったと思いますが、身についてしまった後は特に焦ることもなく相手が何を感じているかを察する力も身についてきたように思います。
察する力については、こちらの記事も参考にしてみてください。
“間”を楽しんだり、察する力がついたり、コミュニケーション能力が上がってくると公私共に人間関係がより良くなってきます。これは効率化にもつながる観点です。
僕は業務整理・改善をする中でコミュニケーション能力や人間関係も大事にするのはこういった観点からです。
コミュニケーションや人間関係をより良くしていきたいけど課題ありな方は気軽にお問合せください。