「今バタバタしてて」と言っていませんか?

「今バタバタしてて、、、」よく使ってしまう言葉です。でも、このことば、そんなに気軽に使って大丈夫でしょうか? その言葉を言う人、言われる人、その先の人に思いを馳せてみました。現役PRとして、どの仕事にも、常に時間の期限はついてまわります。この言葉をこれまで数えきれないくらい使いましたが、これを使うのをもうやめにしました。

こんにちは!「思いをカタチに」をテーマに、作り手の思いを届ける翻訳家、KEIKOです。
年間100本、通算1000本超のプレスリリースを制作している現役のPRマンです。

「すいません!今バタバタしてて!」
これ、忙しい時に言ってしまいますよね、、、。
慢性的に忙しい方は、もしかしたら、毎日言ってるかもしれません。
もはや、LINEスタンプを作って、ポチっと押すだけで返事を済ませたい。
その気持ち、よくわかります。本当に。
私もよく言ってしまっていました。

でも、これやめることにしました。

「今バタバタしていて、、、」このセリフが生む現象・マインドについてまとめてみました。

 

「今バタバタしてて、、」と言っているあなた

こちらからの何らか回答をしないといけない状況において、その回答をしていないタイミングで、しかもおそらくそれは未対応という状況のときに返す返事として使っているいるのではと思います。

私自身も、この対応、すごくたくさんしてました。
メールの受信は1日に400通、2時間の打ち合わせが数本、その他こまごまとミーティングやらフィードバックやら。実際、とても忙しかったです。
メールの返信も追いつかず、返信をしないから、リマインドやら催促が立て続けに入る。そんな状況でした。

当時の忙しさは尋常でないほどでしたが、それが、返事を待たせていい理由にはなりません。
そんなことはわかっていても、本当に時間が取れなくて、返事が出来ない。
出来ないから、リマインドや催促がくる、という、まさに悪循環でした。

待たせて申し訳ないと思いつつも、心のどこかで「この忙しさを察してくれ、、、」、「たぶん、あなたより私の方が時間がない」という身勝手な言い分から、この言葉を発していたと思います。
本当に時間がなくて、そうなってしまっている方、たくさんいると思います。
わかります。

でも、ちょっとだけ、想像してみてください。
その言葉を言われた方の思考の中を。

想像するだけでもいいです。

 

「今バタバタしてて」=「あなたは後回しです」

あなたから、「今バタバタしてて、、、」と言われた人の思考を想像してみましょう。

『今バタバタしていて対応できていない』と言われた。
  ↓
『それよりも急ぎの案件がある』→なるほど。
  ↓
『それよりも大事な件があるのです』→おう。そうか。
『それより大事なタイミングなのです』→おぅ。そうか。
  ↓
『あなたよりも、他の件の方が大事なんです』→お、おぅ、そうですか。
  ↓
 つまり
『あなたは後回しです』→・・・。

あなたにそんなつもりはなくても、こんな風に感じさせてしまうかもしれません。
そんなつもりがないのだとしたら、この時点で、とても悲しいことです。

さらに悪いことに、
あなたのために提案をしてくれた、あなたの依頼で何かをして報告してくれた、その相手が、上記のような気持ちになってしまったとしたら、気持ちが沈むだけでは済みません。

あなたへの信頼は、相手も気づかないくらい静かに減っていってしまいます。
それが積み重なることで、ミスコミュニケーションが発生したり、相手を信頼できなくなったり。。。

ただ、「今バタバタしてて、、、」と回答したという、それだけのことで、そんなことも起こりうるということを覚えておきたいです。

 

「今バタバタしてて」は、誰も幸せにしない

「今バタバタしてて、、、」という言葉は、その場を収めるための一時しのぎのように気軽に使ってしまう言葉です。
言われる側は、次の言葉を飲み込まざるを得ないような、一種の軽い圧を持っています
そしてそれは、のちになってジワジワとダメージが効いてくるローキックのように、ジワジワと信頼関係に影響してきます。

忙しくてそう答えた人は、そう答えたところで、事態は何一つ好転はしていなくて、言われた人も、回答を得られず、ステータスはSTAYであることに変わりないにもかかわらず、そのマインドはやや下がるということが起こってしまう。

プライベートであれば、お誘いの数がジワジワと減るかもしれません。
ビジネスであれば、そうこた答えた人ではない人に案件がまわっていくことも出てくるでしょう。

なんとなく便利に使ってしまう「今バタバタしていて、、、」を介する両者には、何の進展も生まれていない。そして、信頼関係にジワジワと影響を及ぼす

この言葉を口にする人が悪者ではなく、その人は、「忙しくて対応できていなくてごめん!」と思いながら口にしているのだと思います。
でも、その思いとは裏腹に、「自分は後回しだ」という印象を与えてしまい、信頼関係にジワジワと影響を及ぼしてしまうことは、とってももったいないことだと思うのです。

「今バタバタしていて、、、」を介する両者、その先にいる人、その誰も幸せにしていないのです。
だとしたら、その言葉は、なんのために言うのでしょう?

 

まとめ

「今バタバタしてて、、、」を一旦やめてみることをオススメします。
では、なんと答えたらいいんでしょう?

私は、「〇〇までにお返事します!」と答えるようにしています。
つまり、期限を切る

回答せねばならぬことがあって、そのリマインドや催促が来た時、そもそも現段階で回答はおろか、内容の確認もできていない。
そんなことが頻発していること自体に大きな問題があるのですが、それを改善すべく策を講じる必要がある一方で、
相手に期限を切って、いつまでに回答できるかを示すことで、相手を一旦安心させることができます。
そうすることで、相手は、その期限からのスケジュール調整をすることができますし、自分の仕事のNext Stepも明確になります。

ビジネスにおいて、自分のせいでスケジュールが立たないという状況を、取引先などのビジネスパートナーに発生させることがあってはならないのです。

リマインドや催促は、「うるさーーーい!わかってるーーー!」と思いがちですが、自分のタスクを整理させてくれるトリガーのひとつと考えてみると、ありがとう!という気持ちになります。
関わってくださるみなさんがいるから、私のお仕事は成立しています。
そう思うと、リマインドも催促も、愛のように見えてきます。

 

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