書くことが苦手な私が実践している3つのコト

書くことに苦手意識を持っている方は多いかと思います。私自身も、かつては強い苦手意識がありました。でも、なぜか、今はいろいろな原稿を書く仕事をしています。書くことが得意です!といえるところまで来ていませんが、言葉を扱うことは、とても素敵なことだと感じています。苦手意識が小さくなって、書くことに魅力を感じていただける方が増えたら素敵だなと思います。

こんにちは!
「思いをカタチに」をテーマに、作り手の思いを届ける翻訳家、KEIKOです。
PRの仕事に携わって12年、1,000本超のプレスリリースを制作してきたました。
と言うと、さも、百戦錬磨の猛者のように聞こえますが、何をかくそう、私は、書くことがとても苦手でした。今でも、得意だなんて思っていません。

書くことが苦手だと感じている私が、実践している3つのことをご紹介します。
これ、だれでも、今、この瞬間から始められますので、参考にしてみてください。

 

美しい言葉を使う

「美しい言葉を使う」ことは常に心がけています。
といっても、美しい言葉なんて、そんなにしらない、と思うかもしれません。
でも、それを意識するだけで、使う言葉は変わってきます。

先日、Twitterでとてもステキな投稿に出会いました。
ひろさん(@HESYOUDESU)という、まったく面識もない方なのですが、
翌日になっても、翌々日になっても、その投稿が私の頭から離れず、何度もリフレインしていました。

心が豊かだから、きれいな言葉が生まれるんじゃなくて、きれいな言葉を使っているから、心が豊かになるんだよ。
発した言葉を最初に聞くのは、自分自身だから。

「きれいな言葉を使っているから、心が豊かになる」
これに、ガツンときました。
真理だと思います。
ひろさんのTweetに出会えたことは私の中にしっかりと刻まれました。
ひろさんの言葉を肝に命じつつ、日々、言葉を紡いでいきたいと思います。

美しい言葉を使う、というのは、ちょっとふわっとして捉えにくいこともあるかもしれません。
そんな時は、「美しくない言葉を使わない」ようにする、というのはどうでしょうか。

たとえば、
「すげー/すごい」、「でかい」などは、今は女の子でもフツウに使う言葉ですが、その音も字面もあまり美しくないように思います。
「すげー/すごい」は「とても」、「でかい」は「大きい」に置き換えてみると、音の印象、言葉の印象はずいぶん変わります。
「すげーでかいラーメン」は、臨場感も感じられて良い反面、やや粗野な印象も与えます。
いつ、どんなシチュエーションで発する言葉かを意識して、言葉をチョイスしていくだけでも、発する言葉は変わっていくと思います。

web上には、ステキな言葉をキュレーションするサイトがたくさんあります。
なかでも、「僕らはことばでできている」というサイトでは、心に届くキャッチコピー、小説の言葉、名言、歌詞などが集められています。
下記の記事では、そのサイトの特徴をご紹介しています。↓↓↓

心に届く言葉集 webサイト「僕らは言葉でできている」のススメ

つべこべ言わずに年間100冊読む

読書量は、言葉の遣い手の筋トレだと思います。
今から数年前、某有名出版社の敏腕編集者にお会いした際、どうしたらうまく書けるようになるのかと尋ねたことがあります。

当時、書くことにとても苦手意識がありました。
スラスラと書ける人には何か秘密があるのではと思っての問いです。
その方から返ってきた言葉は、私の期待していたものとは違っていました。

「まずは、1年で100冊読んでごらんよ。」

シンプルな答えでした。
当時の私は、何か技や特別な方法が聞けると思っていたので、ちょっとがっかりしました。
でも、とても尊敬する編集者の方だったので、ひとまず言う通りにしてみようと、その翌日から、モリモリ本を読みました。

毎日終電まで仕事をして、行き帰りの電車では情報のインプットのためにニュースサイトをみていましたが、その片道を読書にスイッチしました。
本の種類は、小説でも、ビジネス本でもなんでもOKとのことでしたので、少しでも興味のあるものは何でも読みました。

実は、私の読書好きは、恥ずかしながら、このことがきっかけでした。
もっと早くに本を読む習慣があれば、と悔やまれます。

あとになってわかりましたが、読むことによって、自然と文章の構成を捉える力や、適切な言い回し、ちょっと洒落た表現などが、知らず知らずのうちに身についていたようです。
そして、そのおまけのように、読んだ本から知識も身について、一石二鳥です!

「つべこべ言わずに、年間100冊読む」
ぜひとも。

 

好きな言葉の遣い手を持っておく

持っておく、と言うとおこがましいですが、ここは、あえて、“持っておく”と言いたいところです。
この「持つ」というのは所有するというよりも、「スタイルを持つ」という意味合いです。
「この人が書くような文章を書けるようになりたい」という目標のようなものです。

憧れのあのモデルさんのようにキレイになりたい、というのと同じです。
Instagramでそのモデルさんのファッションをチェックするように、“好きな言葉の遣い手”の本や記事、noteなどを追いかけていると、自分でも気づかぬうちに“言葉の遣い手の筋トレ”が出来てしまうのです。しかも、憧れのあの人の言葉のように。

野球選手として、イチローのようになりたければ、イチローに教わるのが一番です。
でも、よほど近くにいない限りには、それは叶いません。

でも、言葉は違います。
その人が書いた言葉は、手に取ることができます
言葉は、あなたの手の中で、あなただけのシアターのように世界を作ります。,
ぜひ、あなたの“推し”を見つけて、思う存分、追いかけてみてください。

ちなみに、私の“推し”は、今、ものすごい速さで重版がかかっている『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』の著者の古賀史健さんです。
多くの書店で今も平積みの『嫌われる勇気』の著者でもあります。
今では夢のような話ですが、かつて、古賀さんの文章講義を受講しました。
彼の静謐でありながらも、正確で、無駄なく饒舌な文章に、心底、惚れました。

『嫌われる勇気』

まとめ

もう何年も前になりますが、1人で海外を旅していた時、英語がへたくそな私は上手に話せなくて、何度も言葉を飲み込んでいました。
すると、仲良くなった方が、何度も「Say again(もう一度言ってごらん)」と言ってくれました。
そうやって、へたくそな英語も口にしているうちに、だんだん通じるようになりました。

もし、今あなたが、文章を書くのが苦手だと感じていたなら、恐れずに、書いてみて、読んでもらってください
たくさん本を読んでみてください。
そして、恋するくらいの、あなたの“推し”を見つけてください。

あなたの書く文章が、誰かの心を動かしたり、知らないものに出会わせてくれたり、きっとステキなことがたくさん起こります。
どうか、書くことを嫌いにならないでください。あれれ?ちょっとAKBみたいなクロージングになってしまいました