広報初心者に知ってほしいメディアのマインド

プレスリリースを配信してるけど掲載されない、そんな悩みをお持ちではないですか?そのリリース、メディアの方に読んでもらえてるでしょうか?発信側の尺度ではなく、メディアのマインドを理解して、そこにプレスリリースを投げ込んでいくことで、メディアに届き、中身まできちんと読んでもらえる確率を上げることができます。

こんにちは!
「思いをカタチに」をテーマに、作り手の思いを届ける翻訳家、KEIKOです。
PRの仕事に携わって12年になります。これまで、1,000本超のプレスリリースを制作してきたました。
プレスリリースは書き始めた頃、情報の優先順位や、全体構成など、わからないことだらけでした。

そもそも、プレスリリースって何なのか。
プレスリリースを受け取るメディアって、どんなマインドなのか。

教えてくれる先輩もいなくて、まさに暗中模索の状態でした。
今は在宅勤務の会社も多く、広報初心者の方は、先輩のすぐ近くで仕事をすることが叶わないので、見て学んだり、日常的に飛び交う情報にふれることができない状況です。
それって、私のひとりぼっちの新人時代とちょっと似ているように思います。

在宅環境だと、学びも能動的に取りに行かないと手に入らなし、何が足りてないのか気づくのも難しい。
新人さんにとって、この環境は成長のブレーキとなってしまってることも多いのではと、ちょっと心配になっています。
広報の仕事に加わってくれた新人の皆さんへ応援の思いも込めて、プレスリリースに関するメディアのマインドについて紹介させていただきます。
プレスリリースの作成に役立ていただければと思います。

メディアが欲しいのは「ニュース」

メディアは、いつもニュースを探しています
ニュースというと、何か大げさなものを考えがちですが、センセーショナルなものだけがニュースではありません。
「Something New」と表現すると、わかりやすいかもしれません。
「何か新しいもの」。それがニュースです。

   

「日本初上陸」や「史上最大の」といった、「初」や「最大」のつくものはわかりやすいニュースです。でも、そんなステキな冠の付くものって、そうそうないですよね。
「日本初」や、「最大」でなくても、すでにあるものに関する、「新しい価値づけ」もニュースです。
既存のモノの新しい使い方これまであったスタイルの新しい取り入れ方などは、ニュースになります。

自社がローンチする製品やサービスに、目新しさが無いように見えても、世の中の関心ごとや流行と組み合わせて考えることで、新しい切り口をが見つかります。
それがニュースになります。

 

メディアの視点は「読者に有益かどうか」

メディアのもとには、毎日多数のプレスリリースが届きます。部署や担当にもよりますが、1日200通のプレスリリースが届くこともあります。

それ以外にも、PR会社からの持ち込み、調査会社からのレポートなど、様々な情報が届きます。
多数の情報の中から、メディアは、届いた情報を瞬時に取捨選択をして、どれを取り上げるかを検討します。
その時の判断基準は、届けられた情報が「読者や視聴者に有益かどうか」という点です。

メディアは、常に自社の媒体を、読者や視聴者に有益な情報で構成をしたいと思っています。読者や視聴者の暮らしが豊かになる、新しい情報を求めています。

メディアは、自分たちの媒体に誇りを持っていて、読者や視聴者に、自分たちがキュレーションした情報を提供します。それは、読者や視聴者に有益な情報で構成します。そうすることで、媒体が支持され、継続していきます。

自社の製品やサービスの情報を届ける時は、つい、あれも、これも伝えたくなってしまうのですが、独りよがりな情報構成のものは、内容を読む前に破棄されてしまいます。
発信者目線での情報提供では、メディアの目には止まりずらいのです。

 

メディアは「いつだって忙しい」

メディアは「いつだって忙しい」。ということを覚えておきたいです。
TVはOAのタイミングあり、新聞は朝刊・夕刊のタイミングあります。
webにももちろん締め切りがありますが、TVや紙媒体の締め切りのタイミングは、世に出てしまってから一切修正ができないこともあり、webよりもシビアです。

新聞であればデスクに、雑誌であれば編集長に、TVであればディレクターに、最終確認をしてもらわなくてはいけません。でも、その確認をしてくれる人はとても忙しく、ほんのわずかな時間しか確保できません。
どんなに力を入れて書いた原稿も、作成した映像も、確認のタイミングを逃したら世に出すことは出来ません。
なので、そのわずかなタイミングに、最高のクオリティで間に合わせるために、担当者はいつも時間と戦っているのです。

プレスリリースの構成を考える時、「メディアはいつだって忙しい」というのを踏まえておく必要があります。
“メディアが欲しい情報が何か”を想定した上で、何がニュースなのかを明確に、そしてそれが、読者や視聴者にとって有益な情報であることをわかりやすく伝える。

タイトルは3秒、
リードは30秒、
本文は3分、
全体ボリュームは3~4ページ

プレスリリースは、これを目安に作成することで、忙しいメディアが情報をとらえやすくなります。
詳しくはコチラ↓↓↓

広報初心者が知っておくべき「3」にまつわるタイムルール

プレスリリース配信後に、電話などで到着確認をする際も、その時間帯や曜日には気を付けたいです。
TVであれば、OA中、OAの前後は避ける。
雑誌であれば、校了日やその直前は避ける、新聞も、朝刊・夕刊のそれぞれの校了の時間があります。
そして、もちろん、お昼休みは避ける。といったことも重要です。

 

まとめ

プレスリリースを受け取るメディアの仕事状況を想像してPR活動をすることで、掲載率は大きく変わります。
どんな構成だったら読みやすいか、情報をとらえやすいか、いつなら電話応対しやすいか。
もし自分がそのメディアだったら、というところに思いを巡らせてPR活動をする。

相手の状況に思いを巡らせることは、みなさんも日頃からフツウに実行していることだと思います。
メールやFAXで届けるプレスリリースは、一見、ただのドキュメントに見えますが、そこには、作り手の思いや技が詰まっています。
それを受け取るメディアも、ただの受信機ではなく、誇りを持って媒体を制作している“人”です。そこに思いを巡らせるだけで、メディアとの距離はぐっと近くなると思います。
プレスリリース受け取るシーンを、電話を取るシーンをイメージして、メディアにアプローチしてみてください。きっと、これまでよりも身近に感じられると思います。

 

<プレスリリース作成に関する参考記事はコチラ>
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