知らないと損する!?【家族代行サービス】という社会の裏側を支えるサービスを紹介

トレンドとしてハナタカ優越館などテレビを中心にメディアで話題の家族代行サービスの実態について調べてみました。なぜ、利用する人がいるのか、どういった理由で依頼をするのか。料金やスタッフへの報酬額なども徹底的に解説。今、社会の裏側で起こっている問題が引き寄せる家族のレンタルとは？現役執事のベルが招待を暴きます。

執事ベル

2020/7/6

『家族代行サービス』って、皆さん名前だけ聞いたことがありませんか？

名前の通り、お父さんやお母さんをレンタルできるサービスなのですが、このサービス都市伝説だと思ってる方が多いと思いますが、実際は本当に存在し、利用している人がいるサービスなんです。

お父さん、お母さんだけでなく、妻や夫、兄弟や子供までレンタルできてしまうこのサービス。

一体、どんな人がどんな理由で家族をレンタルするのか。
料金はいくらで、どんな人が家族の代わりになってくれるのか。

などなど。そんな貴方の知らない家族をレンタルできる家族代行サービスについて皆さんに説明します。

家族代行サービスとは

まず、家族って何ですか？という質問に対してどんな答えが浮かびますか？

家族とは血のつながりがある血縁関係にあたる人達であったり、一つ屋根の下で一緒に生活をする人達といったイメージが浮き上がるかと思います。

しかし、世の中には当たり前と感じる家族という形が、訳あって崩れてしまっている人達もいることが現状です。両親の離婚であったり、病気で親を亡くしてしまったり、時にはトラブルが原因で絶縁状態であったりとその理由は様々です。

しかし、生きていく上で家族という存在は色々な場面で必要になり、その壁を家族の力がないと登れないことがあります。そんな自分の力ではどうすることもできない社会的な壁を乗り越えるために家族の代わりになってサポートするサービスを「家族代行サービス」といいます。

レンタル家族

一体、どんな人がどんなを依頼するの？

家族代行サービスといっても、お父さんやお母さん、子供など様々な役割が存在します。
その中で依頼の多い事例をいくつかご紹介いたします。

例１．レンタル父親を依頼する理由

父親代行の依頼ケースで一番多いのが、結婚をするときに両家の親の挨拶を行う場面で利用です。父親に結婚を反対されているのに無理やり結婚しようとしたり、その他の理由で父親とは絶縁状態でとても挨拶の場に来てくれる様子がない。しかし、相手の両家はそういった家族事情を話すと結婚自体が破綻してしまう。そんな時に父親をレンタルし、相手の両家に紹介することで問題解決を行います。

レンタル父親

例２．レンタル母親を依頼する理由

母親の存在はとても大きく、母親の手作り弁当や悩み相談など何かあったときにいつも近くにいてくれると思います。例えば、小さいときから母親がおらず、シングルファザーで育ってきた人が地方から上京しホームシックになったとき、また、小さいときから母親に暴力を振われ、母親に対して辛い過去しかない思いなど、そんな自分の心の寂しさを埋めるために、理想の母親をレンタルし、手作り弁当を作ってもらい一緒に公園で食べたり、ちょっとした小さな相談などを母親として親身に聞いてくれたりと母親代行を自分自身のために依頼することが多いです。

レンタル母親

例３．レンタル子供を依頼する理由

子どもが苦手な夫婦が子作りに挑戦する前に子供に慣れておきたいという理由で公園で一緒に遊んでみたり、亡くなる前に孫の顔を見せるために病室限定で子どもをレンタルしたり、結婚式の親族代行の中に、小さな子供が必要で、親族代行とあわせて子どもをレンタルするケースがあります。しかし、子どものレンタルは誘拐等の犯罪防止のため、依頼できる範囲は厳しく制限されるので、依頼を検討する方はまずは電話相談からしてみるとよいかもしれません。

レンタル子供

料金はいくらでスタッフの報酬は？

家族代行サービスの料金は1人当たり4時間で20000円（税込み）＋交通費となります。
気になるスタッフへの報酬は料金の半分が取り分とのことなので、10,000円と交通費が支給されるそうです。時給で言えば、2500円となりますが、家族レンタルは長期的な利用を考えるお客さんも多く、複数の家族を担当することで、長く続けられるというメリットもあるそうです。

家族レンタルサービス料金表