Break a leg

【Break a leg】足を壊す?というフレーズの意味と関連曲の紹介

"Break a leg"という英語表現を、これまで耳にしたことはありますか?骨折のこと??この記事では、本フレーズがタイトルや歌詞で使われている楽曲の紹介とともに、その意味を確認していきます。

今回は “Break a leg!”  の意味と、このフレーズが使われている楽曲の紹介です。

 

Break = 壊す、Leg = 足 で、足を壊すって骨折のこと?何かケンカや脅しのときに使う物騒な言葉?などと思われるかもしれません。文字通り受け取るとそうなってしまうのですが、実はこの簡単な単語のフレーズは全く逆で、むしろポジティブな意味を表しています。

 

日本でも馴染み深い “Good Luck” や、または応援・激励の表現で使われる “Go for it” などが近い意味合いのフレーズとして挙げられますが、”Break a leg” は「うまくいく事を祈る」や「頑張って」という意味で、これから何かをする人に対する励ましのフレーズです。

この語源は諸説ありますが、幸運には不運がつきものであり、逆に不運の呼びかけをすることで幸運を祈る、というちょっと逆説的な論理構造が背景にあるようです。一見シンプルな言葉の並びですが、英語の深さを感じますね・・。

 

今回はそんな「頑張れ!」表現の一つである、Break a leg のフレーズが用いられている楽曲をいくつかご紹介します。

 

 

【Break a leg】表現が使われている楽曲

Bad Dancer – Yoko Ono Plastic Ono Band

 

John Lennon 最愛の妻であり、世界一有名な日本人アーティストと言っても過言ではない Yoko Onoが2013年にリリースした曲、Bad Dancer です。

 

オノ・ヨーコは舞台に座る自分の服を観客にハサミで切らせる作品や、天井に吊るされたキャンバスに書かれた小さな ”YES” の文字を観客が脚立で登って見る作品( John Lennon はこれに感銘を受け仲が深まったこともよく知られています)など、数々のエッジの効いた芸術作品を発表してきました。

音楽活動としては John Lennon に加え、John CageOrnette Coleman などの実験/前衛音楽家たちとのコラボレーションも果たしてきています。

 

そんな尖りに尖った彼女も、この曲をリリースした2013年当時は御年80歳。シルクハット、サングラスにタイツ姿で大きなキャンバスに筆で何か描きつつ、元気なダンスを披露しています。醸し出される雰囲気はこれまでの尖ったイメージと言うよりは、なんとも言えないゆるさと奇妙な空気感に包まれています。動画のコメント欄で ”oh my god i just imagine my grandma” とあったのが、個人的にとてもしっくりきました笑

サビ部分でこの “Break a leg” のフレーズが登場し、観ているこちらも精一杯踊るオノ・ヨーコを応援したくなる気持ちがじわじわ湧いてくる感じで、「頑張って!」と言いたくなります・・。

また Beastie Boys の Adrock と Mike D、また Reggie Watts などトップアーティストも参加する豪華な顔ぶれの作品でおすすめです、未見の方はぜひ一度チェックしてみてください!

 

歌詞全文はこちら

 

Wamables – Nicki Minaj

 

大胆な世界的女性アーティスト繋がりで、Nicki Minaj のこちらの曲をご紹介します。

 

この曲は彼女の The Pinkprint というアルバムの「日本盤限定ボーナストラック」として収録されているため、海外のファンの間ではややレアめな曲として認知されています。

“It’s showtime bitch, tell me break a leg” という一節で Break a leg が使われています。Wamables はお金を意味し「全ては金のため」と連呼しながら「お気に入りのドラッグをバーキンのバッグの中に隠し持つのが好き」と続けます。

他のヒット曲 “Anaconda” では自身の大きなお尻を自慢、周りの男共の夢中度をアピールし、”Starships” では最高にハイになって給料日に有金全部使っちゃおう、と歌う Nicki Minaj らしいスター感満点の強気スタンスな一曲です。

元々、Break a leg は舞台上の演者に対して観客が投げかけるニュアンスのフレーズです。いかにも豪快なパフォーマーらしい生き様を見せてくれる Nicki の “It’s showtime bitch, tell me break a leg” の一節は、キャラとマッチし清々しく、またキャッチーなサウンドが組み合わり良い感じの世界観を形作っていると思います。

 

歌詞全文はこちら

 

まとめ

今回は、Break a leg 表現が使われている楽曲のご紹介でした。

誰かが何かに挑戦するときなど、”Good Luck”でなく代わりにこちらの表現でバリエーションを持たすような使い方もできるかと思います。

例えば、自分の周りの人との会話で「明日は資格の試験があるんだ」とか、「プレゼンの発表、緊張するなぁ」などと聞いたら、こちらの ”Break a leg!” を使うチャンスかもしれません。

ぜひシチュエーションに合わせて、上手く活用してみてください!