こんにちは!
京都でイタリアンのお店をしていますchef acero【シェフアチェロ】と申します。
今回は飲んでもあたま痛くなりにくい、二日酔いしにくいワインのご紹介です!
イタリアンのシェフをしておりますので普段からお料理に合わせていろんなワインをご紹介させていただいております。
うちに来られるお客様の中にもよく普段はワインを飲まないという方や
ワインを飲んだ事もあるけどあたま痛くなっちゃうでしょーって方がおられます。
そんな方にオススメしているのが『自然派ワイン・ヴァンナチュール』です。
自然派ワイン・ヴァンナチュールって何?
ワイン好きで聞いた事あるよって方もおられるかもしれませんが少し簡単に説明しますと、より自然のままの製法で作られ農薬や化学肥料を使わないで栽培されたブドウで作られたワインです。
(1)紀元前も前から今も同じ手法で!!
自然派ワインとは農薬や化学肥料などを使わずに育てられたブドウで作られるワインなのですが、これといった定義はまだなく一般的にはこんな条件を満たせばOKとされています。
・農薬や化学肥料を使われていないブドウで作る
・手摘みによる収穫
・醸造から瓶詰めまで酸化防止剤やSO2の無添加
・収穫時にブドウについていた野生酵母を使う
・補糖や補酸をしない
などなど
そんな自然派ワインですが生産者さん達はどんな風にで作っているのでしょうか!
自然派ワインを作る生産者さんたちは今でも月の満ち欠けを見て種をまくときを決めたり、肥料も自然素材を使った牛糞やたんぽぽを牛の腸などに詰めて土の中で寝かせたもの使用するなど紀元前も前からの手法を今でも変わる事なく続けられているのです。
そんな生産者さんが伝統を守り手間暇かけて作ったワインが自然派ワインとなるのです。
(2)他のワインとの味わいの違いは?
自然派ワインはより自然に近い作り方をして保存料や酸化防止剤など安定剤を使っていないので、とてもデリケートな部分もあり保存には少し気を使ってあげてください!
こんな保存は避けましょう、、、的なやつです!
・直射日光や温度の高い場所で保存すると変質の原因になります。
(15℃前後が理想とされてます)
・ワインを揺らさない。
(振動でワインが酸素を含み酸化してしまうため)
・乾燥した場所で保存するとコルクがボロボロになります。
(65〜80%が理想とされています)
・匂いのキツイものと一緒にしない
(コルクが匂いを吸ってしまうから)
などなど
そんなデリケートな自然派ワインですがとても強いパワーがあると僕は考えます。
生産者さんが土にこだわり製法にこだわり手間暇かけて作ったブドウには太陽や大地からの自然の恵みと生産者さんたちの伝統を守るという仕事への思いが詰まっているので、そんな生産者さんが作るブドウには力強いパワーがありより自然でブドウ本来の旨味がつまった味わいになるとおもいます。
よく赤ワインなど開けて2、3日で悪くなって飲めないなんて話を聞く事もあると思うのですが僕はそうじゃないと思っています。
ワインは収穫されてワインになるまでに樽の中で何ヶ月も何年も寝かされるわけです、それを瓶に詰めて出荷して、さぁ飲むぞーって抜栓して2、3日したら変な味がして飲めないなんてなるのおかしくないですか?
何年も樽の中で保存されていたのに瓶に詰めるだけでそんなに早く悪くなってしまうの、、、?
僕はその原因は酸化防止剤やSO2などの添加物にあると思っています。
瓶詰めするときに一緒に入れた添加物が抜栓とともに酸化、劣化してワインの味を悪くしているのだと僕は思っています。
なので自然派ワインには添加物が入っていない為ワインを開けてからも味わいが劣化ではなく変化していくのだと僕は思っています。
うちのお店で出すワインの中には抜栓してから4日目くらいからが落ち着いて美味しいと思うワインや1ヶ月開けてほっておいたワインがとてもまろやかになってたりする事もあります。
全ての自然派ワインがそうだとは限りませんがそれだけ長持ちして劣化ではなく変化していくのも、それだけ自然な製法で添加物を加えず作ったブドウ本来の力強いパワーなのではないかなぁと僕は思っています。
(3)自然派ワインって頭痛や二日酔いになりにくいの?

普段からワインを飲まれない方になぜですかって聞いてみました!
するとこんな言葉がかえってきました。
・飲んだけどあたま痛くなっちゃう
・次の日二日酔いになるから、、、
・悪酔いしちゃう
・作法とかうんちくとか難しそう
などなど
そんな方たちにこそ僕は自然派ワインをオススメしたいと思います。
あたまが痛くなったり二日酔いや悪酔いする原因の一つがワインを安定させる為に使われる添加物だと僕は考えています、自然派ワインには添加物が含まれていない分頭痛などの心配がなく飲んでもらえると思います。
ただ無茶な飲み方や量をたくさん飲むとしんどくなるのでお酒はほどほどに楽しむのが良いですけどね、、、
そんな時は同量かそれ以上のお水を一緒に飲んでおくと少しは楽になりますので、ワインを飲むときはちゃんとお水も一緒に飲みましょう。
まとめ
今回は自然派ワインの魅力を皆さまにお伝えしましたがいかがでしたか?
これをきっかけに普段食事をするときにでも、今日は魚介類だし白ワイン♬とかお肉だし赤ワインにしてみようみたいに気軽にワインを楽しんでもらえれば嬉しいです。