2020/3/11(水)22時00分〜23時10分NewsPicksで【シン・ニホン】落合陽一×安宅和人「日本再生を考える」の特別対談が公開されました。
極めて明快で、楽しかったので、自分の備忘録として残しておきます。皆さんには読みづらいところがあるかと思いますが、ご了承ください。お二人の発言や私が思ったことを列記しています。
神回でしかない。
どんな議論がなされたのか?落合陽一さんと安宅和人さんのディスカッション〜シン・ニホン〜
(引用:https://newspicks.com/live-movie/571/)
- そもそもなぜ、シン・ニホンを書こうとしたのか?
- 5年前から言い続けていたが、何も変わらない。
- 確実にくる将来がわかっているにも関わらず、誰も行動しないのは日本人ならではないか。
- 「未来を創る人」をどう育てるか。
- 世の中のマーケットの動向を受け入れるべき。
- ファクトフルネスで人口推移が書かれている。
- ピケティはr>gと言っている。
- スケールの時代は終わり。これからの妄想の時代、それは、夢、デザイン。
- これまでの教育は、「国語は空気を読む」、「算数はドリル反復」、「理科はめ込み」、そして「先生の話は気を付けをしてきく」
- なぜ、これで楽しく会話ができるのか。
- これまでのニホンの教育は、徹底してマシーン化させていた。同じ人を作る教育だった。
- 未来に賭けられる国になるべき、リソースを未来に向けて投資すること。
- 「立ち上がれ」ですよ。
- 変わった人を掘り起こす、未来を作るためのキャンパスのための試験を作るべき。
- 普通じゃない生き物を採用する。
- やりたいこと。感じていること、心のベクトルを読み取る、魂の色が何色なのか?を読み解く
- 学力が重要だけでは、正義ではない。
- 言葉、伝える力を教えきれていない問題。伝えたいことを伝えれるように。
- 生命力回帰。飯食う、よく寝る、手洗いする。今、生き物に戻る時。そして今、天才が降臨する時。解き放たれまくる時期。
- 才能は一人一人違う。その違いに目を向ける力が必要。
- 教育は、鍼治療!!!!一人ひとりのその人にあう場所を見つけ、鍼をさすこと。
- 過去打ち込まれた鍼が、何年後に刺される。深く打たなければならないのです。
- 毎日を大切に生きなければならない。
- 可能性があるはずだ、人がお互いの価値を信じれば、結果的に価値が生まれるはず。
- アート/カルチャーが生まれる土壌を作るには。ドリルをやりすぎないこと。
- そして、暇が大切。土、葉っぱみたいな、くにょくにょしたものを触ること。
- 大人たちは、そこに時間とお金を投資し、見守ること。
- 残すに値する未来、持続可能性のヒント。
- 新しい制約で新しい成長がある。5・7・5という制約がつくった美しさから、インベーションが生まれた。だから、制約がイノベーションを生むきっかけになることもある。
- SDGsは、制約がたくさん。その製薬のために、お金を使わなければならなくて、あれこそ経済のドライバー。
- これからの社会を変えていく、つまり、どこからドミノを倒していくのか?
- 変わるには、社会全体が納得すること。全体として、全てが繋がって、腹落ちしているのは2%くらいでは?人口の30%まで行けば、一気にいく。
- 最後にひとこと
- 安宅さん「Go Wild しかけてしかけてそしてしかける 」ドン・キホーテであれ、マシンの逆はWild!!
- 落合さん「ここが日本だ!ここで跳べ」とりあえず、なんかやれ、やる理由を探すときではない。
まとめ
特別対談が公開されているリアルタイムで自分のtwitterで呟いていたことをまとめたのですが、興奮してしまいました。激しく脳を刺激しつつも、安宅さんの表現が秀逸で面白かったな思いました。さて、シン・ニホンの話そのものというよりも、お二人の会話から私自身への問いかけとして考えたことをまとめました。
1.圧倒的な知識力
アインシュタインなど過去の天才たちが置かれていた環境や、政治、経済の歴史の知識量が常人じゃなかったです。私自身、「ググればなんでも調べられるので、知識量は現代社会人の価値とはなりにくい」と思っていたのですが、ここまでの知識量があるとは、圧倒されました。考えさせられたのは、「ググり方のための知識量」が価値になっているんだろうなと。ここでいう「ググると本を読む」はイコールでしょう。何に興味を持って、どれだけインプットするのか。もっともっと知らないことを減らすことを加速度的に着手していきます。
2.納得する解釈力
知識力の次は、知識と知識を足したり、引いたり、掛けたり、割ったりして、自分の解釈として、自分の意見は「こうだ」と言える解釈力です。「Aだよね、Bだよね、Cだよね・・・と事実を並べ、だからαなんです」と「α」の導き方に納得しました。全く違和感なく、誰もが「そうだ」と思える解釈です。ここは、表現力も素晴らしく、納得でしかありませんでした。
3.誰も考えつかない破壊力
解釈力と似ているかもしれませんが、ぶっ壊しですの「破壊力」です。これまでのニホンは・・・から、これからのニホンは・・・への導きに、ときに突拍子もないところから想像を絶する世界に導かれる感覚でした。「え?」「そっち?」「いいんですか?」という感じです。これは論理だけではく、対談を楽しくするエンターテイメントさありました。こうして楽しく、面白く、突拍子もないことをもって、異次元に導かれ、これからのシン・ニホンの道が拓かれるんだろうなと思います。
そして、これまでのニホンを見て、これからのニホンを考えて、創っていきたい。
NewsPicksさん、最高の企画ありがとうございました。
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