【親子の会話術】子どもの話を聞くのに使える、インタビューの手法

あっちに行ったり、こっちへ来たりと、支離滅裂な子どもの話。聞くのしんどいなぁと思ったときは、インタビューの手法を取り入れて、聞きやすくしませんか? 聞き手がガイドラインを引いてあげることがポイントです。

こんにちは! 元テレビマンで二児の母、じゅりちゃんです。
皆さん、お子さんと会話するとき、話を理解することはできますか?
私は恥ずかしながら、よく理解することができません…。

子どもの話って、あっちに行ったりこっちに来たり、主語もめちゃくちゃで本当にわかりづらいなぁと感じています。
オチもないし、正直聞くのがつらい…。

と言ってしまっては親失格なのは、重々承知しております!
そこで今日は、私が仕事で培ったインタビューの手法を使って、子どもと楽しく会話する方法をご紹介したいと思います。

話の流れは親がつくり、子どもに楽しくおしゃべりしてもらおう

質問は具体的に、でも答えを代弁しない

子どもの話は主語や時間軸がすっ飛んで、そのままだと支離滅裂なので、親がガイドをつくってあげると良いです。

このときのポイントは、「具体的な質問を心がけ、答えは代弁しない」ことです。
インタビュー時に聞き手が答えを言ってしまうと、相手は、「はい」か「いいえ」で答えるしかなくなってしまいます。

【例】
公園で遊んでいた我が子とAちゃん。Aちゃんが転んでしまった。
親である私は、その一部始終を見ていた。

子:「さっきねー、転んじゃったんだよ」
私:「Aちゃんが?」
子:「うん」
私:「Aちゃん痛かったんじゃないの?」
子:「うん」
私:「足引っ掛けてたよね。あの段差危ないよね。市役所の人に言わなくちゃ」
子:「そうだね」

大抵、こんな感じになってしまいます。
しまいには、市役所の人に言うという全く関係ないところに話が及んでしまいました。

次に、具体的だけど答えではないやり方で、質問をしてみましょう。

子:「さっきねー、転んじゃったんだよ」
私:「誰が?」
子:「Aちゃんが」
私:「そうなんだね。どこか怪我した?」
子:「膝をちょっと擦りむいて痛そうだったよ」
私:「かわいそうだけど、ちょっとの怪我で済んでよかったね。なんで転んだんだろ」
子:「足引っ掛けちゃったんだよ。私も前転んだんだ」

こんな感じで、子どもが回答しやすい質問にしてあげれば、このあとも会話のキャッチボールが続きそうです。

リアクションは噛み砕いてから返す

手を抜いてはいけないのが、リアクションをきちんとすること。

「ふーん」とか、「へー」とかじゃなくて、子どもの話をしっかり受けて、こちらの言葉で返してあげることが大切です。

リアクションせずに聞き手が質問ばかりになると、話す方も疲れてしまいます。
「話聞いてんのかな?」と、やる気を削いでしまうことも。

子:「さっきねー、転んじゃったんだよ」
私:「誰が?」
子:「Aちゃんが」
私:「そうなんだね。どこか怪我した?」
子:「膝をちょっと擦りむいて痛そうだったよ」
私:「かわいそうだけど、ちょっとの怪我で済んでよかったね。なんで転んだんだろ」
子:「足引っ掛けちゃったんだよ。私も前転んだんだ」

太字が、リアクション部分です。

この会話に、非言語コミュニケーションとして、痛そうな表情を付け加えても、より聞いてる感が出ます。
聞き手にとっても、痛そうな表情をすることで、感情移入して、より共感しやすくなると思います。

非言語コミュニケーションを侮るな

前項でもちょっと触れた、非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)は重要です。

笑ったり、うなずいたり、話に同調して共感することで、話し手を安心させることができます。
表情一つ変えずに真顔で話を聞かれたら、話し手も、「この話面白いのかな?」と不安になってしまいます。

家族だから、子どもだから、と思わずに、しっかりと非言語のリアクションも取っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。子どもだけでなく、パートナーや友人にも応用できるイメージで書いてみました。

話し手だけではとっ散らかってしまう話でも、聞き手が質問をしながらガイドを引いてあげることで、聞きやすくなります。
そうすることで、言葉のキャッチボールが生まれ、意外な方向へ話が膨らむことも。

コミュニケーションの練習になるので、ぜひ親子で試してみてくださいね。