こんにちは、普段はゲーム開発に携わっているフリーランスプログラマのエルです。
皆さんは普段パソコンで使用しているディスプレイはどう使っているでしょうか?
通常のディスプレイだと高さや傾きは変えられても、横にするか、縦にするかは変更できません。
実はディスプレイの種類によっては縦向きへ変更を出来るタイプもあります!
僕は3枚目のディスプレイとして購入してみました。使ったことが無い時は必要性を感じませんでしたが、実際に使ってみると意外な利点を感じており、今では必須と感じるほどです。
マルチディスプレイにする方には、余裕があればオススメ出来ると感じています。
今回はその利点を中心にご紹介しようと思います。
チャットツールでログを確認しやすい
ディスプレイが縦になることで、チャットツールでのログがパッと見た時に確認出来る行が増えるため、通知内容が見やすくなります。
チャットだけに限らずTwitterのようなSNSでも、基本的に上から下にログが流れる形になっています。普段の横向きのキーボードだと、どうしても縦の幅に限界があるため、表示できる範囲には限界があります。ブラウザであれば、ズーム機能によって縮小させることが出来ますが、小さくしすぎると文字が見えづらいという問題が出てきます。そういった時に縦置きディスプレイがあると、確認しやすくて便利です。
実際に仕事であると良いなと感じる場面は、エラーが出た際です。
エンジニアだと、エラーになった際にエラーログが出力される場合があります。他の業種でも、一度に多くの情報を確認した場合などはないでしょうか。その差異に、一度にまとめてチェック出来ると便利にです。検索して該当箇所を箇所を調べても良いのですが、最初何で検索したら良いか分からない場合などは目視でのチェックになります。そんなときに縦に長いことで一度に確認できる範囲が増え、スクロールを最小限に確認することが可能になります。
意外と省スペース
ディスプレイを縦に置くことで、横幅が抑えられるため、必要なスペースが少なくて済みます。
省スペース化が出来る関係で、ディスプレイを増やしたいけどスペースが…という場面に縦置きという選択肢が出てきます。机のスペースに余裕は無いが、ディスプレイを増やしたいと思うことはあると思います。その時に、通常のディスプレイの半分程度のスペースに置けるため、ディスプレイを増やすことが出来ます。
僕はそうやって実際に置くタイプを使っていますが、ディスプレイアームを使用して浮かせることも可能です。浮かせる利点としては、アームの可動範囲の自由な場所にディスプレイを動かせるという点です。通常ディスプレイを動かす際は、置く場所のスペースを片付けて確保する必要がありますが、浮いてる場合はディスプレイの下を気にしなくて良くなります。
結構ディスプレイの下に物を置くことはあると思う(僕だけでしょうか…)ので、ディスプレイの角度などを頻繁に変えたい場合は、ディスプレイアームを使う方が快適になるかと思います。
通常のディスプレイより少しコストがかかる
同じサイズのディスプレイと比べた際、縦に回せる分値段が数千円高く設定されています。
また、先述したディスプレイアームを使いたいとなった場合、その分のコストもプラスされるため、用意する合計の値段が増えることになります。そのため、安くパソコン周りを揃えたい場合には、選択肢から外れるものになると感じています。
実際に使う際の注意点として、隣にある通常ディスプレイと繋げる場合、接続してある部分が横向きのディスプレイにあった形での接続になります。
どういうことかというと、画像の通りの接続になっています。windowsでディスプレイ設定をする場合、どのように隣りにあるディスプレイと繋がるか微調整出来るのですが、あくまで解像度毎の繋がりになるようです。そのため画像の場合だと、縦にしているディスプレイの下部分から左にあるディスプレイにはカーソルが動かせません。
しかしアイキャッチに設定している画像の
このように、隣のディスプレイと高さが合っていない場合、見たイメージとは違い予想外のところで引っかかってしまいます。
慣れてしまえばどこで繋がっているか分かってくるため、やり辛さは感じなくなってきます。
まとめ
実際に使ってみると非常に便利なのですが、慣れるまでは今までにない違和感があるかもしれません。
ディアルディスプレイやトリプルディスプレイにする際に、縦に出来るディスプレイにしておくと、横にしておくより視点の移動も抑えられやりやすいです。使い始めると、チャットのように目に入れておきたいので裏に行かせたくないウィンドウを全部縦のディスプレイに置いておきたくなります。
僕自身は1個縦のディスプレイがあると、仕事を効率よく進められると感じているので、机のスペースと予算に余裕がある場合は、購入をオススメします!